( ^^ω)Coccoの言葉 DVD「ゴミゼロ大作戦」編
私の敬愛する歌手にCoccoがいるホマ
今から10年ちょっと前の話。
4枚目のアルバム、「サングローズ」の後に引退(と当時は言ってた活動停止期)していたころ、沖縄のゴミを拾うプロジェクトをCoccoが立ち上げ、
沖縄の中学高校の吹奏楽部、アメラジアン・スクール(アメリカとアジアンの混血の子達の学校)
プラス一般人のボランティアの協力のもと、一曲だけ、10分強のコンサートをした活動のDVDがあるホマ
ゴミゼロ大作戦って名前。
ドキュメンタリーなので、Coccoファンじゃなければそれほど楽しくないかもしれない。
でも、もともとメディア出演は音楽雑誌とテレビはほぼMステだけで、Mステも生放送で緊張しまくってて、トークも危ない人みたいになっちゃってたし。
歌い終わったら走って消えるし……
しかも引退して、絵本は描いてたけど、二度と姿を見ることはないと思ってた時期だから、
ファンとしては買うよね。
コンサート見られるし。
◆ゴミ拾い企画だから、それほど期待してなかったんだけど、
その中でCoccoが子供達に向かって話しているシーンがあるんだよね。
それがとても良いホマ
Mステの上がりまくった話し方じゃない、大人の女性の優しいトーンだった
◆(練習終盤か、コンサート終わった後の子供達への言葉……)
「子供の頃は、大人になったら、忘れたくないって思っていることでも忘れちゃうと思ってた。
でも、そうじゃないからね?
覚えていたいと思うことは、覚えていられるからね?
変わりたくないって部分は変わらないからね?
大丈夫だからね。
(そのままではないけど、このようなことを言ってた)
もう1つ
◆(ボランティアを集めているころのシーンだったかな……)
誰かを動かすには、動いてもらうには、
自分がまずやらないといけない。
校庭を走ってたら、
1周じゃだめでも、
100周くらい走ってたら、
そのうち誰かが
一周くらい付き合ってやってもいいか、
って人が現れるかもしれない。
これらが、沖縄なまりの、たどたどしい話し方で語られる。
◆この2つは二十歳そこそこだった私の心にも深く刺さったホマ
(当時私の精神は高校生くらいだったと思う。そして今もそれほど変わらない)
社会的に子供でいられる時期を過ぎ、友人も、自分の周りの状況もどんどん変わって行く……
自分の中の大切だと思っている部分は、大人になるにつれて無くなっていくんだろうか、という不安は思春期にはあるのではないだろうか。
自分が今、当時のCoccoと同じくらいの年齢になって言えることは、
あなたの言葉は本当だった。ということ。
自分のコアの部分は何も変わってない。相変わらず。何も。
少しくらい変わればいいのに、何も。
変わってない。
多分私は10年後、20年後も、草原とか、星とか少年とかブツブツ言ってるのだろう。
それを大切にしたいと思っているから。
Coccoは神。