自分と絵
子供の頃から絵を描いて遊んでいた
大勢で遊ぶことが苦手だった
一人っ子なので、遊び相手はゲームか空想だった
描いているときはとても楽しかった
なんとなく、大人になったら、絵と関係のある仕事がしたいなと思った
人に見せるためじゃなくて
自分の為だけの絵だった
今まで描いた絵のほとんどは人に見せたことはない
絵は下手だったけど
仲の良い友達に見せたときには、大したことのない絵でも喜んでくれた
下手だけど味のある絵なのだと思う
もしかしたらそれは才能なのかもしれない
今は絵を描くことは少なくなったけど、少年期の自分を支えたのは絵だったと思う