私の背中小説と背中ソング(ちょっとBL話)
( ^^ω)みなさん、背中、好きホマ?
( ^^ω)せなか。
( ^^ω)私はというと、特に背中が好きってわけでもないし、性的に興奮するってものでもないホマ
( ^^ω)フェチの観点から言うと、背中よりは手とか足首とかの方が好きかもしれないホマ
( ^^ω)私にとっての背中ってのは、甘酸っぱい思い出ホマね
手の届かないものという感じホマ
15の頃は4つ年上の人が好きだったホマ
その初恋の人とは毎日のように遊んでいたし、週末になるとちょくちょく泊まりに行っていたホマ
一緒に寝るだけね。
一人っ子の私には兄が出来たように感じていたホマ
大好きだったホマ
私は彼に好きだと伝えたけど、彼は私のことは特別な友人以上には考えられないと言ったホマ
そんな事は男女の仲でもよくある話だし、私も彼も男なんだから、まぁ、当然って話なんだけどね。
私たちは友人以上の関係で付き合っていたように思うホマ
精神的なつながりでしかなったけど
遊んだ後は、いつものように泊まって、いつものように同じベッドで寝る
大好きな人がすぐ近くにいる
しかし寝るときは背中を向けられる
これが結構辛いんだよね
それは拒絶の姿勢
どれだけ仲がよくても、特別でも、触れる事は駄目だったホマ
その頃私は鬼束ちひろをよく聴いていたホマ
私が10代の頃結構人気があったんだよね
鬼束ちひろの「眩暈」という曲に
◆◆◆
あなたの腕が、声が、背中がここにあって
◆◆◆
というフレーズがあって、この曲を聴くと彼の背中を思い出すホマ
触れるか触れないかのギリギリまで、背中に近づいて、ドキドキしてたホマ
あぁ、こっちを向いて腕で包んでくれたらなぁって思ってたホマ
そんな思い出と合わさって、私は鬼束ちひろの中でもこの曲が特に好きホマ
◆そして今日は「燃ゆる頬」という短編小説(15分くらいの量)を読んだホマ
作者は「風立ちぬ」の人ホマ
興味があれば、燃ゆる頬 青空文庫 で検索すると良いホマ
17歳の少年が寄宿舎の生徒と友人以上の関係になり…………という話ホマ
……これはよかったホマ
◆◆◆
「ちょっといじらせない?」
そう云って、私は彼を裸にさせたまま、その脊骨のへんな突起を、象牙でもいじるように何度も撫でた
◆◆◆
どう?
興味わいた?
やばくない?
「ちょっといじらせない?」って。
言ってみたい、否、云ってみたいわ!
脊骨のへんな突起って、何、隠語!?
しかも「象牙でもいじるように」って、なんで象牙に例えたの!?
印鑑でしか見たことないんですけど。
何度も撫でやがって……
何度も撫でられた方の反応や、なんで脊骨なのかは本編を読んでのお楽しみホマ
燃ゆる頬を読んでる間、私の頭には眩暈が流れていたホマ
私にとって最高の背中小説と背中ソングホマ
もしこれがタイトル「燃ゆる背中」や「背中」とかだと嫌なんだけどね。
鬼束ちひろの眩暈も
堀辰雄の燃ゆる頬も、良い作品なので是非どうぞホマ
(#^^ω)あたしゃ、ちょっといじらせないのは許さないよ!!